はたらくことの意味は、だいたいドラッカーが教えてくれた。

働くことの意味、人生の意味を喪失した私が、ドラッカーと出会い意味を取り戻していくまでの、10年とちょっとの人生記録。

回顧録 -小さな会社での奮闘記篇-

ロジカルモンスター社員との対峙

このブログを始めて約3週間。どんな記事が見られやすく、どんな記事が不人気なのか、だんだんと傾向が分かってきました。そんな傾向も分かった上で、あえてふたたび不人気シリーズを再開します(笑) (前回の記事から読む) (このシリーズの最初から読む)…

「効率化」の真の意味を知った日々のこと。

入社から半年が過ぎた2007年6月、まだまだ継ぎはぎだらけのチームではあったものの、ひとつの戦略を共有してチーム全体が動くという流れにはこぎつけた。そこで私は、次の大きな課題に向き合うことにした。 それは「日々の利益が把握できない」「商品カテゴ…

自ら考え、自ら動く組織が生まれた!

(前回からつづく)“組織をひとつにするための会議”は、まず「いま課題に感じていること」をヒアリングすることから始めた。ホワイトボード一面に、次々と意見が書き込まれていく。不満ばかりに焦点があたる愚痴大会にならないように、「どんな意見も率直に…

“お人よし”も過ぎれば害悪をもたらす。

(前回からつづく)入社して2か月。信じられないほどに、すべては順調だった。当面の戦略は固まった。戦略はひとつひとつの仕事へと落とし込まれた。仕事の手順、プロセスも明らかである!!が、しかし、、、そう簡単にいくほど、世の中は甘くない・・・。…

お客さまは「安さ」だけに飛びついている訳ではなかった!

(↓↓↓小さな会社での奮闘記篇 はじめから読む方はコチラ↓↓↓) drucker-teachings.hatenablog.jp (昨日のエントリーから続いてます)という訳で、ようやく仮説検証する場を手に入れた私は、さっそく実験を始めてみた。ここではじめて「買い手の心理」という…

顧客ニーズは、素人の方がかえってシンプルに考えられる。

(↓↓↓小さな会社での奮闘記篇をはじめから読む方はコチラ↓↓↓) drucker-teachings.hatenablog.jp 新しい職場に入社して1か月。手始めに商品企画部を設立することにした。他の社員の方には申し訳ないと思ったけれど、ここは親族経営のメリットを思いっきり使…

小さな会社における現実。知識も戦略も足りていない!!

7年間のサラリーマン生活に別れを告げ、2006年冬に当時父が経営していた会社に入社した。それまで800人くらいの中規模な企業、日本だけで数万人いるグローバル大企業を経験してきたが、そこで初めて小さな会社を経験することになる。父の会社は、オリジナル…